初めての夏季休暇もあと残り1日となってしまいました。
土日と絡めて5連休なので、日頃できないことができたらいいなぁ…と思っていました。
例えば写真の整理。子どもたちの小さい頃からの写真を箱に詰め込んで放置してあります。それをちゃんと見られるようにしたいとずっと思っています。
例えば、書庫の本(絵本と児童書、私の愛蔵の詩集や漫画)を綺麗にすること。そもそもリフォーム前に本棚にはネズミが走り回り、紙魚がついてわやくちゃになっていました。リフォーム時に時間がなくてとりあえず箱に詰め、リフォームが終わってからはやはり時間がなくて書庫に並べてしまいました。汚れたカバーやほこりの積もった天を綺麗にして、安心して手に取れるようにしたいのです。
例えばマスク作り。今や手作りマスクは日々の必需品となっています。妹の店のマスクと自分で縫ったマスクを毎日使っていますが、増産しなければと思って素敵な生地も買ってあります。ミシンがないので手縫いでチクチク…。これもまとまった時間が必要です。
例えばiphoneの写真をパソコンに移すこと。端末のデータ量が少ない機種なので、写真がいっぱいになって来ました。一度作業をしたときに三分の一ほど移行したところでエラーとなって作業が中断してしまいました。その作業をやり終えて端末の写真を消去したいのです。
そんな野望を抱いて、5連休もあれば何でもできるような気さえしていましたが、普段の休日以上のことはできなかったという現実です。
朝寝坊もせず、夜更かしもせず、洗濯、掃除、買い物をし、ちょっと手間のかかる料理に挑戦したりし、通院し、昼寝をし、手話の勉強(宿題と予習)をし、ビールを飲む。えっ、それだけ?
お休みだからこそできたことは、久しぶりに手話サークルに行ったことぐらいです。サークルに参加し、長年携わっているサークル機関紙の整理をしてきました。
去年サークルの周年行事でサークルの歴史をまとめた時に、これまでの機関誌をひっくり返して参考にしました。それは1年ごとにファイルにしていて、20年以上分がバラバラになっているので、目的の記事を探すのがとても大変でした。
周年行事が終わってから、機関誌のファイリングをやり直そうと思い、ファイルやインデックスを用意していました。それを持参し、ようやく一年がかりで整理をして来たという訳です。
昨日、通院の後で神戸の街を歩いていると、迫力あるピアノの演奏が聞こえてきました。三井住友銀行神戸営業部の玄関ホール(外)にストリートピアノがあり、年配の男性が弾いておられたのです。
情感豊かで素晴らしい演奏でした。プロのピアニストだったのかもしれません。時間があれば最後まで聴いて喝采を送りたかったのですが、後ろ髪を引かれながら先へ急ぎました。
夏の終わりに出逢った街角の音楽。これこそが夏季休暇の贈り物だったのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿