2020年12月31日木曜日

大晦日のシークレット花火

 夕食にいただく年越し蕎麦の支度をしていた18時半。突然ドーンと大きな音がして、家も少し揺れました。

 えっ?何かぶつかったの?! うちは国道から入ってすぐなので、ダンプカーでもどうかしたのかしら!

 玄関戸を開けて外に首を突き出したところへまたドォーン‥!

 あっ、花火!!

 部屋着のままつっかけで飛び出しました。通りから見上げる空に花火が咲いています。

 ご近所さんも出て来られて、お風呂上がりの次男も遅れて出てきました。

 ゆっくりと大輪の花火が打ち上げられます。寒さも忘れて見とれました。

 ああ、この寒い大晦日に花火師の皆さんが仕込みをしてくださったのですね。

 着の身着のままで飛び出したので、写真も撮れませんでしたが、冬の夜空に咲いた花火を目に焼き付けました。

大晦日は晴れ


 
 強い寒気に覆われ、寒さ厳しい年越しになりました。今朝はうっすら雪化粧していましたが、日中は晴れて強い風が吹き、気温も上がりません。

 コロナで大変な一年でした。

 おばあちゃん(夫の母95歳)は特養にお世話になっています。疫病が流行るまでは夫が毎日面会に行っていましたが、2月からは面会禁止になり、その後ガラス越しに携帯で話をする形で会えるようにはなりました。でもおばあちゃんは目があまり見えないし耳が遠いので、たぶん誰と話しているのか何を言っているのか分からないと思います。

 高齢の父親がいる実家にも行きにくくなり、春と秋のお彼岸に日を合わせてお墓参りに行ってそこで会いました。

 長男は去年の暮れに帰ってきて以来一度も帰省せず、娘とは私が札幌に行ったので会えましたが、この年末年始は2人とも帰りません。

 実家恒例の餅つきはすると言うので、次男と二人日帰りで参加しました。そこへ長男も来て1年ぶりに会い、コロナ禍でリモートワークをしていることなどが分かりました。通勤がないなら感染リスクも余りないかなと安心しました。

 餅つきの後はいつも皆で食事会をしますが、今回は私たちは遠慮しました。有料老人ホームに入居している叔母も、施設の決まりで外出が制限されているらしく、来ることができませんでした。

 全員マスクをして、ちょっと休憩でお茶を飲むときも部屋を分散してと気を使っての餅つきでしたが、一ついつも通りの行事ができて良かったなと思います。


さて大晦日。大掃除も区切りがつき、スッキリとした気分で過ごせそうです。いつもなら娘や長男も帰って来て家族5人でお正月を過ごすのですが、今年は札幌、大阪、岡山、そして自宅と4か所に分散して年を越します。

 ちょっと寂しいですが、逆に自分の時間も少しは持てるかもしれません。

 来たる新年が良い年になることを祈ります。

2020年12月20日日曜日

窓拭き(やっと)終わりました

 
 コツコツ大掃除、今年は早く始めた割には進み具合がゆっくりかも。ようやく窓拭きが終わりました。あとは日常使わない部屋の煤払いやタンスなど家具の掃除、リビングのテレビ台の掃除、台所の掃除ぐらいでしょうか。まだまだいっぱいあるやん(ぴえん)

 うちっていったい何枚窓があるのかしらん。数えたら29枚でした。それと玄関の扉、勝手口にもガラスが入っています。トイレとお風呂はルーバー窓です。アルミサッシが半分、半分は木枠の格子窓です。85年前には大きな板ガラスがほとんど作られなかったので、民家の窓は小さなガラスを格子の枠にはめ込んで作られました。古民家らしくて趣がある半面、埃がたまりやすく掃除しにくいものです。

 まあ、その手ごわい窓29枚の拭き掃除は完了しました。毎年、ここをもうちょっときれいにしたいな…という部分が増えていって、大掃除で手掛けることがだんだん多くなってきています。

 日ごろの掃除もわりと丁寧にやっているのですが、窓拭きを始め、外して洗ったり高いところに上ったりする作業は普段しないので、年に一度隅々までちゃんと掃除するのは大事だなと思います。

 去年はずっと暖かかったので動きやすくて助かりましたが、今年は急に寒くなりなかなかつらいです。あと今週末と仕事納め以後の二日間しかありません。すっかり綺麗になった家で新年を迎えられるようがんばろう!

2020年12月13日日曜日

今年最後の神戸でした

  早いものです。コロナコロナと言っているうちに今年もあと半月余り。通院で神戸に行くのも年内最後でした。

 どうも最近エネルギーが切れやすいというか、試験勉強や屋根工事をしていた去年よりもずっと楽なはずなのに、しんどさを感じています。

 原因があるようなないような。診察で少し話してはみたのですが、背景も経過も分からない話を理解しろと言うのが無理な話で。やはり人に分かってもらえる話ではないのよねと改めて思いました。

 気持ちが強まったり孤独を感じたりしたときの対処法を以前習って練習をしたので、それを使って自分でどうにかするしかない問題なのです。

 
 コロナが収まる気配がなく不要不急の外出を自粛するよう県の要請が出ている中ですが、お正月前なのでいろいろと買い物がありました。南京町の南にある播磨屋本店に行くので、ついでに南京町のエストローヤルでシュークリームとプリンを買い、少し西のパンやきどころRIKIにも寄りました。

 なんやかんやで大荷物です。次男と二人で分けて持ち、帰路につく前に東遊園地へ。今年はコロナのためにルミナリエが中止になりました。代替行事として「光の装飾~想いをつなぐために~」が今日まであり、例年ルミナリエ会場の東遊園地に設置される光の聖堂と、今回新しくイタリアから送られた小作品が、阪神淡路大震災の犠牲者を追悼する1.17希望の灯りに設置されていました。

 いつものルミナリエとは違って、静かな雰囲気が鎮魂の思いを深くしているようで、心に残りました。

 今夜サンテレビでルミナリエの25年を振り返る番組がありました。これまでの全作品が紹介され、この年はこんなことがあってと思い出しながら美しい映像を見ていると胸が熱くなりました。






2020年12月6日日曜日

冬日和ははりきって

 

 

 随分久し振りに一日安定した晴れ、しかも土日でした。

 布団を干して、カーテンも洗って、その間に部屋の煤払いや窓拭きもやってしまいたいね。でも日常の掃除もあるし、年賀状やお歳暮の手配、手話通訳者養成講座の予習も。それに、珍しく見ているテレビ番組もたくさんあるので、時間がいくらあっても足りません。

 ある程度計画を立てて、細かな修正は都度都度しつつ、最終的にちゃんと終われば良し。

 それにしても、この時期の晴れ間は本当に気持ちがいいです。次々いろんなものを洗って干してもすっかり乾いて嬉しい。

 ほぼ一日中日が差す2階でお昼寝したいところだけれど、そんな暇がない師走です。 

2020年11月29日日曜日

小休止

  先週の3連休にバタバタしすぎて、仕事中眠くて困ったりしんどくて手話通訳の講座を休んだりしてしまいました。どうも少し調子が落ちているようです。

 昨日は早起きして掃除を済ませ、お昼から手話通訳に行きました。市の行事で、手話通訳は原稿のある司会や作文朗読の通訳は手話サークルが担当します。私は司会の前半をすることになりました。

 いざ本番が始まって、あれ?と思いました。もちろん前もって原稿を見て練習をして臨んでいますが、練習通りの丸覚えではなくて、ちゃんと聞きながら通訳できている感じです。去年から手話通訳者養成講座に四苦八苦しながら通っていますが、その成果が出てきたのかな? 実力がついているなら嬉しいです。

 通訳を終え、行事は後半の講演会がありますが、先に帰らせてもらいました。もともと昨日は午後から姫路に仕事で来ている妹に会いに行く予定をしていたところ、手話通訳の人手が足りないからと無理に頼まれて引き受けたのです。帰りに地元の美味しいパン屋さんに寄って差し入れを買い、夕方姫路に向かいました。

 中の妹が服屋をしており、末の妹がそこで働いています。昨日は末の妹が来ていました。コロナのために4月5月は催事がなくなり、その後も売り上げは厳しいとのこと。仕入れのために海外に行くこともできません。今は在庫をセール価格で売っていました。

 妹とちょっとおしゃべりをして別れ、買い物をして帰りました。

 今日は大掃除はお休みにして、スーパーに買い物に行き、こたつでゴロゴロして、これから手話通訳講座の予習や作り置きのおかず作りなど、普段のことをして過ごします。11月はずっと暖かかったのですが、急に平年並みの寒さがやって来ました。もうすぐ師走です。

2020年11月23日月曜日

今年の紅葉は








  3連休ですが、大掃除や日常の掃除、手話サークルの機関誌の入力、手話通訳の準備、手話通訳者養成講座の予習、等々でちょっと気持ちが滅入るほど忙しいのでした。

 そんな合間を縫って、紅葉も見に行かなきゃと散歩に行きました。

 ことしはあんまり綺麗ではなかったし、見頃もちょっと過ぎていました。先週だったらもう少し生き生きとした紅葉が見られたかもしれません。残念。

2020年11月21日土曜日

掘り出し物

 

 
 しばらく季節外れの暖かさが続いていましたが、昨日から平年並みに戻り、昨日は風も強くて日差しが有り難く感じました。

 診察の後で、今年いっぱいで閉店してしまう東急ハンズ三宮店に行きました。お別れに売り場を隅々まで回ろうと思ったのです。

 前日から閉店セールが始まっており、商品はずいぶん少なくなっていました。今使っているお箸が気に入っているので、同じものを買い足そうと思っていましたがもうありませんでした。他、文具なども欲しいものはなくなっていました。

 画材屋さんのカワチで、色紙を飾る硯屏が半額になっていました。叔母が作ってくれたひなまつりや端午の節句の押絵を玄関に飾るのにちょうどいい感じです。これまで額に入れてイーゼル型のスタンドに置いていたのですが、バランスが悪くて何かしっくりくるものはないかなと思っていました。

 見た瞬間、これこれ!と思いました。それでもしばらく買おうかどうしようか、行ったり来たりした末に、やっぱり買おう!と決心しました。全然予定にない買い物でしたが、東急ハンズの良い記念になりました。

 例年なら今頃ルミナリエの準備が進んでいるところですが、今年はコロナのために中止なので、東遊園地も普段通りだし、旧居留地の通りも何もなくて寂しいです。

2020年11月15日日曜日

11月半ばというのに暖かいですね

 
 今週は20度を超える日が続きそうです。季節外れの暖かさで、おかげで水を使う仕事もはかどっています。水もまだ温かいし、洗ったものも乾きが早いです。

 昨日今日はお天気が良くて、そろそろ紅葉も見頃じゃないかな、お散歩にも行きたいなと思いつつも、大掃除を優先しました。今年はコロナで毎年楽しみな町歩きイベントもなくて、おかげで大掃除は順調に進みそうです。

 しかし、大掃除のお約束…。高いところのほこりを払う際に目にゴミが入るという。今日は次男が外回りの煤払いをしているところに近寄ったばかりに、入りました、ゴミが。ゴロゴロして痛いしぼやけて見えにくいのですが、多分ゴミそのものはもう外に出ているはず。しばらく様子を見ます。 

2020年11月8日日曜日

老化現象

 

 
 仕事中に急に目の前にふわふわと糸くずが見えました。髪の先に糸くずがくっついているのかしらと手で払いましたが取れません。何度か髪を払って、気が付きました。これはもしや飛蚊症では?

 しばらく様子を見ても消える気配がなく、おそらく飛蚊症だろうけれど、一度ちゃんと診てもらっておこうと眼科へ行きました。

 強い近視なので万一のことがあればと眼底精密検査をすることになりました。「もし網膜剥離があれば緊急レーザーですからねぇ」とつぶやきながら目の中を診る先生。怖いわ。

 幸い網膜剥離も出血もなく、網膜に薄くなっているところもないそうで、加齢による飛蚊症と診断がおりました。

 やれやれ…。これも老化現象の一つですって。

2020年11月1日日曜日

紅葉の高野山へ




 
 抜けるような秋晴れの一日、高野山へ行きました。今年は春まだ浅い3月にも訪れています。その時はコロナが広がって外出の自粛が呼びかけられていた時期で、電車もケーブルも高野山奥之院も閑散としていました。昨日は人出がコロナ以前より多いくらいで、ツアー客もひっきりなしに行き過ぎていました。Go Toキャンペーンで近場で旅行を楽しむ人が増えているのを実感します。

 私の目的はお墓参りです。亡き人の一三回忌がもうすぐなので、お参りと供養のために訪れました。お墓参りをして奥之院で水向塔婆を書いてもらい、燈籠堂で灯明供養を申し込みました。

 奥之院の英霊殿の近く、玉川に架かる橋の辺りに見事に紅葉した楓が。そう、この時期高野山は一足早く紅葉が見頃を迎えています。蛇腹路や壇上伽藍の方には紅葉の名所があり、そちらもきっと見事だったでしょう。道中のバスの窓から見た山内の寺院のお庭の紅葉もとても素晴らしかったです。









 
 帰り道はすぐに日が暮れて、南海電車の中から綺麗な満月が見えました。 

2020年10月25日日曜日

久し振りに妹とランチ

 




 

 いつもなら妹とたまに会ってランチしておしゃべりやショッピングを楽しんだり、時には旅行に行ったりするのですが、今年はコロナのためになかなか会うことができませんでした。妹の誕生日の5月にも仕事で神戸に来ていた妹に差し入れを持って行っただけでした。

 今もコロナが落ち着いたとは言い難いのですが、お店もコロナ対策を取って営業されていることから、一度ランチに行こうよとなりました。

 妹が行きたがっていたお店はコロナの影響かどうかわかりませんが閉店してしまいました。それで、前から気になっていた「野菜割烹 あき吉」へ。

 季節の野菜を一つ一つ味わい深く仕上げておられて、美味しくいただきました。

 食べながらおしゃべりするのは感染防止の観点からよくないと分かっているのですが、やはりおいしいものを食べていると話も弾んで、つい普通にしゃべってしまいました。会食が危険なことがよく分かりました。


 さて、秋も次第に深まってきました。今年は庭の柿の実がたくさん生りました。半月ほど前からちょっとずつ採って妹にあげたり家で食べたりしていましたが、だんだん熟れてきたのでまとめて収穫することにしました。

 とはいっても食べ手が少ないので一度に採りすぎても困ります。木に残ったのを数えると、収穫したのと合わせて100個以上今年は生った計算です。しかも例年はほとんどの実にカメムシが吸った跡があるのですが、今年はそれが少ないのです。

 熟し柿が好きな夫のためにはまだたくさん残っているし、鳥が来て食べる分も十分あります。



2020年10月19日月曜日

金木犀が盛りです

 

 
 我が家も、隣家も、職場でも、町のいたるところに金木犀が咲き誇っています。

 さて、10月も半ばを過ぎました。いよいよ今年も大掃除のシーズンです。

 昨年できなかった台所のパントリーから始めました。管理しているつもりでも、興味期限が切れた食品などがいくつかありました。一度全部出して、チェックして、掃除して収納する。こまごまとしているところなので思った以上に時間がかかりましたが、スッキリしてよかったです。

 今年もコツコツ大掃除続けます。

2020年10月11日日曜日

ようやく秋めいてきました



 

 日中はまだまだ25度以上の日が続くようですが、朝晩は涼しくなり、金木犀の薫りがどこからかしてきます。庭の柿の実も今年は小ぶりですが色づいてきました。
 

 アニメ「ゴールデンカムイ」第3期が始まりました。実はこれまで全然見てなかったのですが、娘から原作の漫画が期間限定で200話まで無料で読めるのでよかったらと教えてもらい、iphoneで読みだしたら止まらなくなりました。

 結局漫画は17巻まで何とか読み、アニメの第1期・第2期放送分の無料配信も最後の方を見て、第3期の放送に間に合った次第です。

 「ゴールデンカムイ」は明治の北海道を舞台にして、ゴールドラッシュに沸く北海道に一獲千金を夢見て渡った日露戦争帰りの英雄「不死身の杉元」がアイヌの少女「アシㇼパ」と出会い、アイヌの埋蔵金を巡る謎に立ち向かう話です。途方もなく変な人物が次々に登場し、暴力やグロテスクなシーンも満載です。ですが、作者が丹念に取材して描いたアイヌの暮らしや文化はとても魅力的で、アイヌの人々が政府の政策によって生活を狭められていった歴史もさりげなく織り込まれています。

 アニメの放送は深夜なので録画して見ようと思ったら、デジタル信号が弱くて録画出来ていませんでした。でも今は見逃し配信があるので、何とか見ることができそうです。


 手話通訳者養成講座Ⅱの勉強もだんだん難しくなってきて、予習に時間がかかり大変です。去年と違って今年は試験勉強をしなくてもよく、手話サークルの行事の準備もないのでまだましと思って頑張ります。

2020年10月9日金曜日

海王丸の出航を見送る

 9月25日から10月3日まで、独立行政法人海技教育機構の5隻の練習船が3年ぶりに揃って神戸港に入港していると新聞で知りました。ポートターミナルに銀河丸と大成丸が、新港第1突堤に日本丸と星雲丸が、新港第2突堤には海王丸が入港しており、そのうち海王丸が4日土曜日に出航するという事。

 ちょうど4日は通院日だったので、帆船海王丸の出航を見送りに行くことにしました。

 





 
 新港第2突堤には立ち入れないので、第1突堤東側からお見送りです。接岸している岸壁からでは見られないタグボートの動きが良く見えてよかったです。

 岸壁には舳先を奥にして停泊しているので、離岸してから方向転換しています。そして汽笛を3回力強く鳴らし、タグボートに曳航されてゆっくりと港を出て行きました。

 港を出た船は西方向へ進んで見えなくなりました。

 新港第1突堤東側岸壁には汽船星雲丸が停泊しています。これまでよく銀河丸の入港には行き合っていましたが、星雲丸は初めてじゃないかなぁ。近づくととても大きな船でした。

 
 星雲丸を岸壁から見学して、突堤の南端に戻ると、港の外に東に向かって移動している海王丸のマストが見えました。一度西に向かい、方向転換して東へ。マストが見えなくなるまでベンチで海風に吹かれていました。

 その後、第1突堤西側岸壁に停泊している日本丸をゆっくり見学。



 

 今回の寄港は、コロナのために入港・出航セレモニーもなく、船内見学会やセイルドリルや出航時の登檣礼もありませんでした。それだけに、港に響き渡った出航の汽笛が胸に沁みました。