2021年3月21日日曜日

お彼岸です

  暑さ寒さも彼岸までとか、お水取りが終わったら暖かくなるとか言いますが、今年はずいぶん暖かくなるのが早いです。この分では桜の開花も早いだろうと思っていたら、やはりでした。







 今日は一日降ったり止んだりのお天気でしたが、開いたばかりの花びらがしっとりと濡れてまた風情がありました。

 城下町の町家や商店や公共施設に飾られたひな人形を巡る「龍野ひなまつり」は2年ぶりの開催でした。最終日の午後、ほとんど人も歩いていない雨模様でしたが、ゆっくり楽しむことができました。

 こちらは江戸時代の享保雛です。このような古いものから平成のひな飾りまで、家々で大切にされてきたひな飾りが見られます。


 そして昨日は、叔母と一緒に実家のお墓参りに行ってきました。いつもは春と秋のお彼岸に、父と叔母が宝塚から片道4時間かけて和田山のお墓にお参りしているのですが、父は退院したばかりで、叔母が「一人では大変だから手伝って」と電話してきました。もとより行くつもりはしていたのですが、叔母といろいろと打ち合わせをして、現地で待ち合わせることになりました。

 前日に買った花を風呂敷に包んで、たためるバケツなどお墓参りセットを持ち、次男と電車で向かいました。昔から持っている木綿の大判風呂敷がとても役に立ちました。

 車窓から見える山々に山桜の薄桃色が映え、線路脇には梅の花が咲いていて、今年の春は但馬でも早い様子でした。 

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