2016年11月26日土曜日

青空のルミナリエ

 今日は精神科の診察で神戸に行きました。うつ病で倒れたのが2000年のことで、最初の主治医Ma先生に8年お世話になり、その診療所が閉院してのちMi先生、K先生に5年かかり、現在のT先生のクリニックでは3年目になります。
 病状は寛解状態で、お薬を飲んで過労やストレスに気を付けていれば仕事も家事も普通にできるまで回復しています。

 「うつ病は心の風邪」と言われた時期があり、風邪のようにケロリと治るのかと期待をしたのですが、どうもそういう訳にはいかないみたいです。心の風邪というのは、風邪のようにありふれた、誰もがかかる可能性のある病気だよということなんでしょうね。
 私にとってうつ病は高血圧と同じようなもので、体質からくる慢性疾患なので、うまく付き合い、折り合いをつけながら生活するものになっています。

 今は3~5週間ごとに通院してその時々でいろんなお話をし、お薬を出していただいています。今日は、充実した休日が過ごせていること、ブログの引っ越しをしたことなどを話しました。

 「家で(ブログの工事や大掃除など)いろんなことに取り組む分には充実感もあり楽しめるんです。欲を出さなければいい調子でいられる。でも勉強に行きたいとか思って動き回るとしんどくなってしまいます。しょうがないですね」

 「仕事も順調だし日常生活もできていますからね。多少しんどくなるのはあることですから、あまり心配しなくても」と先生。

 「そうですね。その時々で調整しながら、大きく崩さなかったらいいんですよね」


 診察の後、来週から始まる神戸ルミナリエの会場へ行ってきました。設営はほぼ終わって、青空の下で開幕を待つばかりです。
 私は毎年足を運んでいたのですが、昨年より作品の灯りがLED電球になったため、雰囲気の変わったルミナリエに抵抗を感じて行けなくなりました。
 今年も会期中には行かないつもりなので、今日ゆっくりと見てきました。













 11月はずいぶん長く感じましたが、秋から冬へと季節も移り、そろそろ今年の締めくくりを考えなくてはなりません。

4 件のコメント:

  1. ちこさんに、毎年ブログで紹介してもらいながら、一度も行ったことがありません。今年こそは、いきたいものです!

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    1. 気忙しい師走ですが、ぜひ一度おいでください。ちょっぴり震災のことも思いながら、楽しんでいただけたら・・・。

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  2. いつも、ルミナリエの時期になると、震災がきっかけでしばらく入院して亡くなった、神戸の大伯母のことを思い出しています。

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    1. うちも母の叔母が西宮の自宅が倒壊して亡くなりました。関西ではルミナリエから1.17までの期間、報道も多くなるので、震災に思いをはせる機会が多いです。

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