新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、4月7日夕方に緊急事態宣言が出されました。翌日は普通に出勤したのですが、勤務が終わろうとする頃、「明日から出勤する人数を半分にする。交代で在宅勤務を命じる」と言われました。慌てて出勤日と在宅勤務日を相談して決め、連絡を取り合えるように携帯番号を交換し、自宅でする仕事をまとめて、翌9日、私は在宅勤務となりました。
在宅勤務の良いところ。通勤時間がないのでゆっくりできる。ウイルスに感染する(感染させる)心配がない。メイクしなくてもいい。楽な服装で仕事ができる。お昼に温かいものが食べられる。ちょっとお茶が飲める。意外とたくさんありますね。
在宅勤務の悪いところ。仕事に必要な物が手元にない。電話代がかかる。孤独。相談ができない。すぐにしたいことも出勤日までできない。集中しにくく気持ちの切り替えが難しい。まだまだありそうです。
仕事用のパソコンがあり、職場のシステムとつながっているというわけでもなく、アナログな事しかできない急な在宅勤務。仕事の遅れが気になります。
しかも相方は4月に着任したばかりで、まだ一週間しか経っておらず、一つ一つ教えているところでした。それがいきなりの一人勤務になり、「困ったときには電話してくださいね」と言ってはいますが、心細い事でしょう。
10日は私が出勤、相方が在宅で、バタバタといろんな処理をして一日があっという間でした。月曜日はまた私は在宅なので、資料を山ほど持ち帰って来ました。
とりあえず5月6日まではこの体制が続きます。緊急事態宣言が解除にならなければ…考えたくもないです。
今年のゴールデンウィークには法隆寺に行こうと前々から思っていましたが、この状況ではあきらめざるを得ません。それなら図書館で本を借りて読書三昧にしようと考えました。ところが図書館も5月6日まで休館となってしまいました。それどころか、神戸のクリニックの受診も2~3週間延ばさないといけないかもしれません。
ソメイヨシノは散り始めました。いつも桜並木の下を自転車で通勤しています。それも飛び飛びなので、知らないうちにすっかり葉桜になるかもしれません。
今日は名残の桜を惜しみつつ買い物に行きました。八重桜は今が盛りです。足元には二ホンタンポポ、そして名も知らぬ草花が萌えています。