2021年11月3日水曜日

金木犀に彩られ


  窓を開けると金木犀の香りいっぱいの空気が部屋に入ってきます。町を歩けばそこにもここにも満開の金木犀。町中が金木犀の香りで満たされているこの頃。

 10月は仕事がとにかく大変で、優先順位をつけて業務に取り組んでいました。優先度の低いものが積み残されて、それも重なるとすごい量になり、なんかもう永遠に終わる気がしない状態。

 疲れ果ててものを考えるのも面倒になり、久しぶりに妹に会ったのにあまり話もできなかったのです。娘の誕生日のプレゼントも探したかったのに見られずじまい。


 イソガミフライバルでいただいたランチは良かったです。緊急事態宣言が明けて、街には人が溢れていました。電車も混んでおり、くわばらくわばら…。

 ちゃっかり妹から自分の誕生日プレゼントはもらいました。濃い緑色のウールのカーディガンで、仕事着にヘビロテすると思います。私がひいきにしていたワールドのブランドが廃止になってしまい、今後仕事着をどこで調達するか悩んでいます。最後のバーゲンで買った数枚を大事にしなくては。

 実家の建て替えはあと一息のところで足踏みしています。ニュースで言われている半導体不足のあおりで、トイレや給湯機の納入のめどが立っていません。妹も心労のせいか心なしかやつれておりました。

 そんなわけで父との暮らしももう少し続きそうです。父がいるおかげで食事の時間が早くなり、おやつを食べる暇がないせいか、体重が3キロ落ちました。それに9月の健康診断ではなんと一つも引っかかるところがなかったのです。もちろん若くないので若干数値が高めのところはあったのですが、要精検はなし。ダイエットができて健康体になるとは思わぬ副産物でした。

 妹に作り方を聞いて、よく母が作っていた生姜汁に挑戦したり。これはクックパッドにもないレシピで、母がどこで覚えたものか分からないのですが、私にとってはおふくろの味です。それゆえ自分では作らず、母亡きあとは実家に帰った時にいつも妹に作ってもらっていました。

 それを作る気になったのは父がいるからでしょうね。妹たちに教えてもらい初めて作った生姜汁は母が作ってくれたものと同じ味がしました。生姜汁で力尽き、あとは冷凍餃子で誤魔化したのはご愛敬。


 マメで料理上手な妹たちと違い私は料理は得意分野ではないから、父のために毎食きちんと作るのはかなり大変です。しょっちゅう出てくるおかずもあるのですが、なるべく飽きないようにと思って頑張っています。

 仕事と家事で余力がなく、手話通訳者養成講座も10月は休んでしまいましたが、ようやく昨日修了証書をもらいました。と思ったら来週からは市の登録手話通訳者の現任研修が3週連続であります。罰ゲームのようです。

 そんなこんなで大掃除にも取り掛かれずにいましたが、今日やっと網戸洗いから始めることができました。網戸洗いはさほど労力が要りませんが、やった感が得られるおいしいところで、これで弾みをつけて週末ごとに大掃除を本格的に進められるといいなと思います。

 父がいるので、掃除のキリがつくまでご飯は待ってねとか、忙しいからカップ麺でいいかとも言えません。今日は蓬餅と白餅入りのおぜんざいをお昼に作りました。いえ、あずき缶で簡単にです。お餅は冷凍している実家でついたお餅。


 今月も忙しく過ぎそうです。

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