6月に続いて、後期の『興福寺 阿修羅 天平乾漆群像展』 へ。意外と空いていて、御仏とゆっくり対面することができました。
その後、東大寺へ。小学校の遠足以来・・・。遠足では大仏殿しか行かなかったのではと思います。実は東大寺はとても広く、お堂や仏様など見どころもいっぱい。
南大門 |
鏡池から中門・大仏殿を望む |
大仏殿 |
大仏 |
大仏殿に入ってきた天平装束の行列 |
ちょうど今、正倉院展が開かれていますが、正倉院の公開もしていました。こちらも大変大きな建物でした。
東大寺創建当時から建っていた転害門では、地元のガイドさんが説明してくださいました。
転害門 |
三月堂の御仏とゆっくり対面し、最後に二月堂からの夕日を。
鹿もいますいます。
東大寺は聖武天皇が幼くして亡くなった基王の菩提を弔うために発願し創建された寺院から始まり、鎮護国家のために大仏の建造を行ったほか、それぞれに由緒のある寺院を吸収して今の広大な寺域になりました。平家の焼き討ちに遭い、火災で焼失し、明治には廃仏毀釈にも遭いながら、何度も再建されて今に続いています。
そこには天平時代から今に至る、発願の思い、建物の建造に尽くした思い、諸仏を造った仏師の思い、再建にかける思い、そうしたくさんの祈りが込められています。
人々の祈りを感じながらの秋の一日でした。
◇おまけ◇ この一日、すごく歩きました!!
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