2022年1月16日日曜日

日本玩具博物館 虎の郷土玩具展と世界のクリスマス~北欧のクリスマス飾りを中心に~

  姫路市香寺町の日本玩具博物館では、年末年始に世界のクリスマス展と干支の玩具の企画展が恒例です。毎年行きたいと思いつつ実現していませんでしたが、ちょうど両方の展示が見られる時期にようやく行くことができました。

 まずは冬の企画展「虎の郷土玩具展」。こちらは「日本一の虎玩具収集家」として有名だった長尾善三さんのご遺族から寄贈されたコレクションです。可愛いもの、ユーモラスなもの、病魔除けや、霊力をもって子どもの邪気を払い守るとされるものなど、日本には生息していないからこその神秘性を感じるものです。



 「世界のクリスマス展~北欧のクリスマス飾りを中心に~」では、冬、太陽の光が弱まり生命力が衰える季節から、冬至を迎え光の復活を願う祭りとキリスト降誕が結びついて発展した北欧のクリスマス飾りが展示されています。

 麦藁のオーナメントやモビールなどがとても美しくて、太陽を希う北欧の人々の思いが伝わってきました。









 日本玩具博物館は常設展も楽しく、ついつい長居をしてしまいます。帰りに表で井上館長に出会いました。お元気そうで良かったです。コロナ禍で私設博物館の運営は大変だと聞きます。この魅力ある博物館がいつまでもありますよう願っています。

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